弊社へお寄せいただくよくあるご質問をまとめました。
こちらに記載のないご質問はお電話、またはメールにてお問い合わせ下さい。

冷間圧造とはなんですか?

はい、冷間圧造とは、常温で金属に圧力をかけて、膨らましたり絞ったり伸ばしたり圧縮したりして成形する製造方法です。

冷間圧造のメリット・デメリットは?

はい、メリットとデメリットは以下となります。

  • メリット
    • 切削レス(材料のロスが少ない)でのコストダウンにつながります。
    • 切削と比べて材料の組織(ファイバー)がつながっている事により製品に強度があります。
    • 生産性が良く、安定した大量生産に向いています。
  • デメリット
    • 初回に金型代(1回のみ)がかかることです。また金型を製作する期間がかかります。
    • 切削に比べて量産開始までの試作期間が必要になります。

冷間圧造の加工精度はどのくらいですか?

はい、外径μ(ミクロン)単位まで作りこむことが可能です。

塑性加工ってなんですか?

はい、金属を叩いたり伸ばしたりして変形させる加工のことを塑性加工といいます。

取り扱う材質はなんですか?

はい、鉄(純鉄を含む各種鉄鋼材)、ステンレス、合金鋼、真鍮、アルミニウム、銅、貴金属(金・銀)などです。

どのくらいの大きさのものまで加工可能ですか?

はい、φ0.5~φ16まで(材質によりφ18)まで加工できます。

冷間圧造でどのような加工ができるのですか?

はい、以下のような加工ができます。
絞り加工は、金属に圧力をかけて元の径より細く加工します。すえこみ加工は、金属に圧力をかけて元の径より太く加工します。トリミング加工は、金属を型抜き加工します。

あらゆる形状に対応できます。御相談下さい。(丸、小判、四角、Dカット、六角、長方形、その他異形等)

量産ロットは何個から対応可能でしょうか?

はい、小ロットはまとめて頂いて10000個より対応致します。(小ロットの場合は御相談下さい)

冷間圧造加工で可能なものはどのようなうな部品ですか?

はい、リベット、シャフト、ボルト類です。形状によっては御相談にのります。

冷間圧造で造られる部品はどのようなものに使われているのですか?

はい、以下のような製品に使用されています。

自動車 ハンドル、ブレーキ、クラッチ、ドア周り、シート、シャーシ等、etc・・・
OA機器 パソコン、プリンター、携帯、FAX等
オーディオ・映像機器 ハイファイコンポ、プロジェクター、ビデオカメラ、デジタルカメラ等
家電 冷蔵庫、テレビ、洗濯機、エアコン等
その他 飛行機、遮断機、原子力、風力発電(コンデンサー)、JRの信号機等
※葵で製造した部品は上記ほとんどに使用されています。(中には、葵でのみの供給品もあります)